足音は畑の肥やし。
こんばんは、玄米食でなくとも快便男ミカミです。
ここ数日の間にハクサイの葉が立ち上がってきて、いよいよ結球体制に入りました。
上から見るとキレイです。
そして気が付けばもうそろそろお鍋の季節です。
にんにくも我先に芽を出し、元気に育っています。
玉ねぎの苗も立派に大きくなりました。
11月上旬に定植する予定です。
ところで、
“足音は畑の肥やし”
という言葉がお百姓さん界にはあります。
”足しげく畑に行くことが何より肥やしになる”
といった意味です。
師匠は毎日どの圃場のどの作物にも目を光らせ(足音を響かせ)、
例えば
「玉ねぎの葉の色が薄く肥切れ気味だ。追肥しよう。」
と作物の状態を見て臨機応変に栽培管理をしています。
(その時に追肥したおかげで上の写真の通り立派に)
これは確かな観察眼があっての判断です。
確かな観察眼は毎日の観察から
僕はおハナさんと2年以上毎日一緒にいるので、
『マズイ、今日はご機嫌斜めだ。何かおいしいものでも食べさせて機嫌を直してもらおう。』
とか
『おっ、今日は機嫌がよさそうだ。しれっと(いつもなら買ってくれない)お菓子を買い物かごに入れてみよう。』
とか
だいたい顔を見ればわかります。
(まれに外れてカウンターパンチをくらいますが…)
というわけで少し前から牧場で仕事の日も出勤前に畑へ行き、ひととおり作物をザッと見て回ることにしています。
ついでにアオムシなどを見つけたらやっつけています。
研修の日も、作業中はなかなかゆっくり畑全体を見て回る時間がないので、朝少し早めに家を出て作業が始まる前に畑を見て回ることにしました。
まだ自分の畑さえ持たない半人前未満ですが、将来の自分の畑の肥やしとするべく足音を響かせます。
なあに、このぐらい朝飯前です。