移住相談会。
JR博多駅の駅ビルで開催された長崎県・佐賀県合同の移住相談会におハナさんと一緒に行ってきました。
長崎県内の3つの自治体の移住担当の方に相談。
どの方も丁寧に相談に乗って下さいました。
相談の際には、自作した『就農計画概要』の用紙を渡して自分の考え・計画を説明。
これが功を奏し、こちらの本気度が伝わったように思います。
僕が作ったのは一見ざっくりした内容の『就農計画概要』ですが、これに至るには紆余曲折ありました。
綿密な計画をたててみては、現実に即してないことに何度も気付き、そのつど修正。
技術面、経営面の勉強をしては、それを計画に反映させて修正。
師匠に相談し、アドバイスをもらっては修正。
これを繰り返した末にできた産物。
あっちへぶつかり、こっちへぶつかりして少しずつ丸くまとまっていきました。
そしてもんもんと悩んだ日々、計画の作成過程も決して無駄ではなく、身となり肉となっているように感じます。
今回の相談会では有益な情報も得られ、新たな今後のアポイントも取り付け、予想以上の収穫でした。
行政の移住相談会に行っておいてこう言うのも何ですが、
農地探し、空き家探しをする上でのスローガンはズバリ、
「地元のネットワークにアクセスせよ。」
です。
ひとつの方法として行政側からのアプローチも有効だと思っていますが、地元のネットワークに勝る情報源はありません。
福岡~長崎は近くありませんが、足しげく何度も通って現地の生の情報を集めることが必要不可欠です。
おハナさんからは、
「君単体だとでかいし見てくれが怖いから警戒されるかもね。私がついていった方が相手の警戒感がだいぶ薄れると思うよ。」
という失礼だけど頼もしいお言葉を頂戴しています。
2月にまた2人で長崎へ行く予定ですが、ワイルドなおハナさんは節約のため車中泊も辞さない構え。
さすがに2月に車中泊は寒すぎるのでは、と僕が難色を示し、それより犬のエヘエへ丸が寒すぎるのでは、ということになり何とか今回は回避できました。
(お前のおかげで今回は助かった!!)
しぶしぶ折れたおハナさんは、
「3月なら余裕だね。」
と言っていましたが、
『3月もまだ寒いんじゃないかな。』と僕は内心おびえています。