研修ノート。
こんばんは、大雑把でいながらまめ、マメのような頭をしているミカミです。
昨日今日とやっと地中までしっかりしみ込むまとまった雨が降りました。
野菜たちには待望の雨です。
この雨が降りだす前は日照り続きだったので師匠と水やりをしました。
トウモロコシは実が肥大する大事な時期なので入念に。
キュウリにもえっさほいさと水やり。
ナスにはたっぷり。
左側にはヒマワリが、右側にはソルゴーが植えてあります。
この緑肥の効果は、
①ナスの風よけ(作物は風にあおられると体力を消耗する)
②(害虫の)天敵のすみかをつくる
③根が地中深くまで張り、土を耕してくれる
④根の近くに微生物が棲みつき、生物相を豊かにする
(例えばヒマワリの根にはリン酸の吸収を助けるアーバスキュラー菌根菌が共生する)
⑤最後はすき込んで土壌に有機物を補給できる
(しかも、深くまで入り込んだ根は、作物が届かないところの養分を吸い上げている)
というように多岐にわたります。
写真では何の気なしに生えているように見えるヒマワリとソルゴーですが、畑内の生態系にとって小さくない影響を及ぼしているのです。
ミニトマトが熟れだしています。
スイカはまだ小ぶり。
うり坊を彷彿とさせます。
横にネットを張り、上は釣り糸を張ってカラス除け。
今のところ食べられていません。
ただ写真でもわかるように横から侵入してきたカボチャの勢いに押されているので、負けないで頑張ってほしいです。
作業が終わり、家に帰るとその日の研修内容をノートに書き留めるのが日課になっています。
研修当初(去年の8月)から書いている研修ノートも3冊目に突入。
長崎へ引っ越して就農してからの作付け計画を考える時、このノートを見て
『ニンジンの種まきはこのくらいの時期か。』
『玉ねぎの苗の種まきはこの日だったか。』
と重宝しています。
記録をまめに残しておくと、後々役に立つものです。
それに免じて字が汚いのには目をつぶるとしましょう。