安売り合戦を尻目にサツマイモを温床に伏せ込む。
こんばんは、気温が上がって出荷量が一気に増えたからか店頭で連日安売り合戦が繰り広げられそのあおりを受けている零細農園主ミカミです。
ひえ~。
とりあえずの対応策として例えば菜花1袋150gで150円にしていたのを120gで120円と、重さあたりの価格は下げずに1袋の単価を下げています。
ブロッコリーなどにはこの策は使えないので、「これよりは下げられない。」という値段を設定。
安くして売れればいい、ってものでもありません。
中期的な対応策は、
『厳冬期前にしっかり肥大させ、安売りが始まる春先までにそれなりの値段で売り切る。』
こと。
昨年は引っ越しのスケジュール上、苗づくりがやや遅れました。
さらに長期的には、
『生産力を向上させ、適正価格で購入してくれる売り先を開拓する。』
こと。
あまり焦らずに当初の予定通りコツコツ生産力を鍛えます。
今収穫をしているのは、キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草、菜花、春菊。
そして来月4月は恐怖の端境期。
冬野菜が終わり、春野菜ができるまで品薄になる期間。
今年は開墾優先で4月に出荷する野菜が寂しくなりますが、来年は端境期対策も講じます。
さてさて畑では
玉ねぎがツンツンと元気に生育。
ソラマメは花を咲かせ、
ニンニクも大きくなってきました。
そしていよいよサツマイモを冬の間につくっておいた温床に伏せ込みました。
米ぬかとモミ殻(1:3位)を混ぜ、水分を加えてしばらく待つと発酵が始まり温度がグングン上昇。
温床内が30℃に保たれるよう上にも透明ビニールをかぶせサツマイモの発芽を促します。
冬の間のDIYといえば、我が家のデザイン部長おハナさんは何と、
砂壁をはがして白と紺に塗り、
本棚までつくりお部屋をリノベーション。
(家主さんの許可は得てあります)
DIYを重ねるうちにねじり鉢巻きをきりりと締めて、
「ぼさっとしてねーで釘持ってこい!!」
とか言い出すかもしれません。