新規就農どろんこ日記

すったもんだの末に有機農業の研修を始めててんやわんやの日々のブログ(ときどき27歳のころ世界中を旅した話も)

研修ノート。

こんばんは、大雑把でいながらまめ、マメのような頭をしているミカミです。

 

昨日今日とやっと地中までしっかりしみ込むまとまった雨が降りました。

野菜たちには待望の雨です。

 

この雨が降りだす前は日照り続きだったので師匠と水やりをしました。

 

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トウモロコシは実が肥大する大事な時期なので入念に。

 

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キュウリにもえっさほいさと水やり。

 

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ナスにはたっぷり。

 

左側にはヒマワリが、右側にはソルゴーが植えてあります。

 

この緑肥の効果は、

①ナスの風よけ(作物は風にあおられると体力を消耗する)

②(害虫の)天敵のすみかをつくる

③根が地中深くまで張り、土を耕してくれる

④根の近くに微生物が棲みつき、生物相を豊かにする

 (例えばヒマワリの根にはリン酸の吸収を助けるアーバスキュラー菌根菌が共生する)

⑤最後はすき込んで土壌に有機物を補給できる

 (しかも、深くまで入り込んだ根は、作物が届かないところの養分を吸い上げている)

 

というように多岐にわたります。

 

写真では何の気なしに生えているように見えるヒマワリとソルゴーですが、畑内の生態系にとって小さくない影響を及ぼしているのです。

 

 

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ミニトマトが熟れだしています。

 

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スイカはまだ小ぶり。

うり坊を彷彿とさせます。

 

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横にネットを張り、上は釣り糸を張ってカラス除け。

今のところ食べられていません。

ただ写真でもわかるように横から侵入してきたカボチャの勢いに押されているので、負けないで頑張ってほしいです。

 

 

作業が終わり、家に帰るとその日の研修内容をノートに書き留めるのが日課になっています。 

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研修当初(去年の8月)から書いている研修ノートも3冊目に突入。

長崎へ引っ越して就農してからの作付け計画を考える時、このノートを見て

『ニンジンの種まきはこのくらいの時期か。』

『玉ねぎの苗の種まきはこの日だったか。』

と重宝しています。

 

記録をまめに残しておくと、後々役に立つものです。

 

それに免じて字が汚いのには目をつぶるとしましょう。

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ボツワナで命拾い。

リビングストン(ザンビア)からボツワナへ行くため、乗り合いタクシーで国境へ。

船で国境の川を渡りボツワナに入国。

 

するとボツワナ側の国境にワゴンが2台停まってる。

そのうちの1台は近くの町行き。

もう1台は500kmくらい離れた街、フランシスタウン行き。

近くの町行きワゴンの乗客は今のところ数人で、発車までまだだいぶ時間がかかりそう。

(乗客が一定数集まったら発車する。)

フランシスタウン行きワゴンはほぼ満席でもうそろそろ出発とのこと。

 

移動費を節約したい僕。

まだ朝だったので近い町まで距離がなければ歩こうかとも思い、ワゴンの乗客に

「一番近い町まで歩いて行けるかな?」

と聞いてみた。

 

すると乗客たちは血相を変えて

「No!!」

  『No!!』

と言う。

 

そんなに距離があるのかな。と思ったら。

 

「ライオンがいる!!」

『ライオンに襲われるわよ!!』

 

という生死に関わる理由だった。

命が惜しいので僕はフランシスタウン行きのワゴンに乗車。

 

道中ワゴンはサバンナを時速120kmでえんえんひた走る。

ライオンは見なかったけれど、ライオンの標識は見た。

『この辺ライオンでますよ。』という意味だろう。

 

フランシスタウンはボツワナ第2の都市だけあって大きな街。

今まで僕が通ってきたアフリカ諸国の都市とは感じが違い、雑然というよりは整然とした街並みで、欧米の地方都市のような雰囲気がある。

治安も悪くなさそうで、住民はキレイなショッピングモールで買い物を楽しんでいる。

 

ただ僕は、このフランシスタウンでは

安宿はないし、

風邪はひくし、(ヴィクトリアの滝のしぶきでびしょ濡れになったせいだろう)

スーパーで買ったサラダのパックから汁が漏れて他の物に付着するし、(しかもサラダはおいしくないし)

あまり良い思いをしなかった。

 

こういう時のために日本からポカリ・スエットの粉末を持ってきていたのでそれを飲んで1日寝て汗をかき風邪を治す。

 

心機一転。

またしても長距離移動でマウンという町へ。

この辺りはオカバンコ・デルタという大湿地帯があるサファリポイントで、マウンはその玄関口の町。

 

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これはマウンのバスターミナル。

 

到着後、このバスターミナル内にいた人たちに良い宿を知らないか聞いて回る。

すると一人の男が。

「宿を探しているのか。じゃあ俺についてきな。」

と言って歩き出した。

 

僕がついていき、バスターミナルを出るあたりで後ろを振り向くと、バスターミナルの中の人たち20人くらいが、(乗客もタクシーの運転手も)

「こっちに戻ってこい!!」

と切迫した感じで手招きしている。

 

不穏な空気を察知し戻ってみると、

「あいつは悪いやつで仲間の所へ連れていかれるところだったぞ。」

と口々に言われた。

(例の男は姿を消していた)

 

危ないところだった。

またしても現地の人に助けられた。

 

バスターミナルの人たちの「宿を探すならタクシーを使った方がいい」という忠告に従い、タクシーで町からだいぶ離れたところにある宿へ連れて行ってもらう。

 

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このテントに宿泊。

 

町から遠いのはやや不便だったけれど、テントなら宿泊費が高くなかったし、この宿は川のほとりの絶景ポイントにあったので近くを散策するだけで楽しめた。

 

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こんな景色はそうそう見れない。

 

見たことのない鳥もいた。(当たり前か)

 

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この宿では、どう見ても16歳以上には見えないイギリス人少年と少し話をした。

小柄で線が細く、あどけなさの残る、でも芯の強そうな、透明感のある少年だった。

 

何でも、ナミビアの学校で英語を教えるボランティアをしており、今はその休暇中で明日から数日間ボートでサファリに行ってくるそう。

 

僕が言うのも何だけど、いろんな人生があるもんだなあと思った。

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ヴィクトリアの滝とゾウ。

ザンビアの首都ルサカからヴィクトリアの滝の最寄の街リビングストンへ。

 

リビングストンでバスを降り少し歩くと、8人の女性たちが井戸端会議をしていたので宿の場所でも聞こうかと近づいて行ったら、先に向こうから話しかけられ質問攻めにあった。

 

「国籍は?」

「何歳だ?」

「結婚はしているのか?」

「仕事は何をしている?」

 

8人の中で1番迫力のある女性に根掘り葉掘り聞かれた。

どうやら彼女たちは8人姉妹で、僕を質問攻めにしているのは長女のようだ。

 

質問にひとつひとつ答えていくと、しまいに

「末の妹と結婚しないか?」

と持ち掛けられた。

 

「ええ!?」

とさすがに仰天し

からかわれているのかと末の妹の方を見てみると、

末の妹はまんざらでもない感じでモジモジしてうつむいていた。

 

こ、これは本気だ。

初対面の外国人である僕に縁談を持ちかけるとはワイルドな姉だ。

 

せっかくだけど、

「旅の途中なので。」

と、丁重にお断りした。

 

宿の場所を聞いて8人姉妹と別れる。

 

 

チェックインした宿でマッチョな白人の旅行者に話しかけられた。

歳はまだ20代半ば程度だろう。

 

「どこからここへ来た?」(マッチョな白人)

ルサカから。」(僕)

「俺もだ。それで、ルサカでどこに行った?」(マッチョな白人)

「別にどこも。」(僕)

「俺もだ。まったく退屈だったぜ。」(マッチョな白人)

と、吐き捨てるように言った。

 

僕の脳裏にルサカで見た盲目の物乞いの姿が浮かび、同時に、この傲慢でマッチョな白人旅行者に対して強い嫌悪感もわいてきた。

 

僕はこういう奴が大嫌いだ。

 

 

気を取り直してヴィクトリアの滝へ行くことに。

街からの交通手段はタクシー。

 

滝はちょっとした公園のようになっていて、入口が設けられている。

入場料を見ると。

・現地人7,000kw

・外国人100,000kw

 

あの、価格差がありすぎじゃないでしょうか。

 

100kwがだいたい2円くらい。つまり、

・現地人140円

・外国人2,000円

 

ってこと。

 

納得はいかないけれどここまで来て引き返す気にもならず入場料を払って中へ。

 

そしたら何と!!

 

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立ち込めるしぶきで滝が良く見えない。

 

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ここからは少し見えた。

 

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これは滝の上流。

落下防止の柵などは何もない。

 

“ドドドドド!!”

と、どこにいても滝の爆音が鳴り響いている。

 

しぶきでびしょ濡れになった僕はスゴスゴと宿へ引き返した。

 

街からそう離れていない場所で突如現れた野生のゾウを目撃。

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最後尾のゾウは悠然と大便をしてから立ち去っていった。

わざわざ道路上に排泄されたゾウの巨大な大便は、節度を失い調子に乗りすぎた動物ホモサピエンスへのアンチテーゼのように見えた。

 

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