新規就農どろんこ日記

巡り巡って西の彼方、長崎県西海市で新規就農した有機農家『つむぎ園』の日々のブログ(ときどき27歳のころ世界中を旅した話も)

夏野菜の定植と発芽。

こんにちは、家の床下でイタチが子育てをしている模様ですミカミです。

脱衣所の床下から『キュー、キュー』というイタチの赤ちゃんの鳴き声がします。

 

 

畑では4月下旬から夏野菜の定植をしました。

 

ミニトマト

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出来を比べてみるために接ぎ木苗と自根苗を半々定植。

 

トマトは吸肥力が強いので元肥は控えめに。

初めから肥料気が強すぎると木が伸び葉が茂る(栄養成長)ばかりで実なり(生殖成長)が悪くなってしまいます。

花が咲いたのち実がなりだしてから随時追肥で養分を補います。

 

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(これがミニトマトの花) 

 

ナス。

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両隣のうねには矮性ソルゴーを播種。

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ソルゴーにはナスにつく害虫を食べてくれる天敵が住みつくので、ナスの虫害を抑制する効果があります。これをバンカープランツといいます。

列状に蒔いたので防風壁にもなってくれます。

夏が終わればハンマーナイフモアで粉砕してすき込み、土壌への有機物の補給という緑肥効果も。

 

ピーマン。

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ナスとピーマンのうね上には自家製の植物発酵堆肥をたっぷりと。

これには、

・保湿

・雑草抑制

・生物性の改善

・夏中じわじわと肥効をきかせる

といった効果が期待されます。

 

ちなみに写真左上ではおハナさんがネギの苗の草取りをしています。 

 

ズッキーニ。

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生長が早く、他の夏野菜がなる前に収穫できるのがありがたい。

ウリハムシに負けないでグングン育ってください。

 

 

苗もの以外では

 

サトイモが芽を出し、

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(逆さ植えはまだ)

(雑草も芽を出してますね) 

 

空芯菜も発芽。

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直播したカボチャと

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マクワウリも。

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日中の気温は発芽に十分な反面、夜間の気温がやや低めだったので心配していましたが杞憂でした。

 

省力化のための挑戦で、勝算ありの試みと頭では分かっていても定石から外れるのはどうしても不安がつきまといます。

 

やきもきやきもき。 

 

そんな背景もあり発芽を確認した時は

「よーしよしよしよし!!」

と、はたから見れば『あの人どうしたんだろう。』という位の喜びの声が畑に響きました。

 

おかしくなっちゃった訳でも動物大好きムツゴロウ氏の真似をしているわけでもありませんのであしからず。

 

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寸志。

こんばんは、和菓子も洋菓子もウェルカムミカミです。

 

先日、冬作で得た数ヶ月分の売り上げから寸志(ボーナスの弟分)をひねり出し、自分自身とおハナさんに渡しました。

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このほどの寸志支給を紐解くと以下のメッセージが込められています。

 

①昨年は残暑厳しい中、引っ越しと就農。

 からの冬作アンド開墾、大変お疲れ様でございました!!

②これから夏作忙しくなりますが、頑張っていきまっしょい!!

③農作物を販売すれば賃金が貰えます。

 

経営が軌道に乗るまでは出費を極力切り詰める、という考え方もあります。

 

僕は、

原則節約。

ただしモチベーションを維持・向上させるためのある程度の出費はいとわない。

という方針です。

 

軌道に乗るも何もやる気が失せたらおしまいです。

 

おハナさんも控えめに言って非常に喜び目尻は下がり口角は上がりつまりはニコニコしていました。

ゲンキンですね。

 

僕はさっそく近所の手作りケーキのお店でパンプキンととろける生チーズケーキを購入。

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大変おいしゅうございました。

 

これから農繁期を迎え、夏作をじゃんじゃんばりばり出荷して秋にはたんまりボーナスを出したあかつきには、古今東西のケーキが並ぶショーケースの前にぬぅーっと仁王立ちして、

 

「端から全種類1つずつ下さい。」

 

とクールに注文するのが僕の夢です。

 

そう、

子供のころからの夢は『大人買い

僕は子供のころ

「大人はそうできるお金を持っているのにどうして自動販売機でジュースをたらふく買わないのだろう。あるいは駄菓子屋さんでたんまりお菓子を買わないのだろう。」

と本気で不思議がっていました。

 

この夏に元少年のささやかな夢が懸かっています。

 

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サトイモの逆さ植え。

こんばんは、湧き出る探求心を燃料にひた走る鈍行ロマンスカーミカミです。

 

スナップエンドウが採れ始めました。

そのままポリッとかじると瑞々しくほんのり甘くおいしいです。

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サトイモの植え付けもいたしました。

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苗屋さんのおススメ赤芽をチョイス。

芽を上に向けて種イモを埋め、地上に芽が出てきたら収穫まで何度か土寄せをします。

 

サトイモは生育が進むと植えつけた種イモの上部に親イモができ、

その周りに子イモが付き、

子イモの斜め上にさらに孫イモが付きます。

 

土寄せをしないと孫イモは土の上に露出してしまい、陽に当たって緑化したり形が悪くなったり品質が落ちてしまいます。 

というわけで芽が出てからと割と大きくなってきたら株もとによっこいせと土を盛ります。

 

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そして今回この土寄せ作業の不要な『逆さ植え』も試してみます。(左側のうね)

芽を下向きに植えることにより、親イモが普通植えよりも下にでき、子イモ孫イモも土の上にでることなくつくという触れ込みです。

 

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絵で見るとよく分かります。

 

ただ種イモを逆さまに植えるだけなのですが、

 

・土寄せいらずで省力栽培

・根が普通植えより地中深くにあるため乾燥の影響を受けにくく高品質のイモに

・土中スペースもたくさんあるので高収量に

 

というエクセレントな効果が期待されます。

 

思い出せば研修中、師匠がこんなことを言っていました。

「掘り忘れた種イモから発芽して育ったサトイモは土寄せしていないのに大きなイモがブリブリついていた。」

 

種イモは越冬させる際に保温のため穴を掘って地中に埋めていました。

保存のため穴に入れるので芽の向きは当然気にしません。

となると芽がしっかり上を向いていた可能性は低く、意図せずして逆さ植えに近い状態になっていたのではないでしょうか。

 

というのが僕の推測です。

 

あくまで推測でしかないので、両方の方法を試して結果を比較しようではありませんか。

ということになりました。

 

何ごともやってみなければわかりません。

 

 

言いそびれましたがジャガイモの超浅植えにも挑戦しています。

こちらも省力化と増収が見込める技術。

 

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これは普通植え。

 

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 こっちが超浅植え。

 

詳細は追ってご報告します。

 

新規就農1年目。

今のうちにいろいろな方法を試しその中から反応が良かったものや自分に合ったものを取捨選択して技術体系を確立していこうと思っています。

 

と、格好つけてますが、

 

失敗は怖いしなるべくしたくないけれど、それを覚悟しないとこりゃあ前に進めなさそうだなどれ仕方がない行きますか。

内心そんな気持ちであります。

 

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