新規就農どろんこ日記

巡り巡って西の彼方、長崎県西海市で新規就農した有機農家『つむぎ園』の日々のブログ(ときどき27歳のころ世界中を旅した話も)

2017-01-01から1年間の記事一覧

近道などございません。

こんばんは、大晦日ぐらい畑仕事を休みにして寝れるだけ寝てやろうとしたら、20代前半の時は昼過ぎまででも寝れたのに、今朝は9時には目が覚めてしまい「もう若くはないなあ。」と年齢を感じているアラサー(32歳)のミカミです。 最近の畑の様子をご紹介。 …

わかりにくい理由。

こんばんは、根が生真面目なので時々は肩の力を抜いて息抜きをしなくては、と思っているけれどそう思っていること自体真面目から抜け出せていないよな~ミカミです。 本旨とは関係ありませんが、これは余った菜花を活けてみました。 今日は前回から続く真面…

有機?無農薬? ~表示のハナシ~

こんばんは、出荷を終えたら雨が降ってきたので、野菜を入れる袋にシールをペタペタ貼っていたミカミです。 今日はこのシールにある 『栽培期間中、農薬・化学肥料 不使用』 という“表示”についての話。 当農園では農薬と化学肥料を一切使用せずに野菜を生産…

玉ねぎの植え付け。

こんばんは、こたつに入ってしばらくすると寝てしまう率急上昇中のミカミです。 ひと眠りして目が覚めたら 「どぁ~!! お風呂に入って歯を磨いてふとんで寝んといかん!! うおぉ~!!」 と起き上がるために気合を入れ1日を締めくくる最後の作業に取り掛かって…

売れゆき好調。今日の新聞。

こんばんは、子供の頃、お風呂上りに体が冷えてしまう『湯冷め』という言葉を、お湯に生息する凶暴なサメ、『湯ザメ』だと思い込み恐れていたミカミです。 もう大人になったので湯冷めにだけ気をつければオーケーです。 ところで気になる野菜たちの売れ行き…

初出荷。

こんばんは、ついに野菜を収穫、調整し初の出荷をしましたミカミです。 朝5時すぎに起床、ヘッドライトを装着し畑へ。 月がやたら明るい。 急いで収穫し、家に戻って野菜を洗い、袋詰めして近くの集荷所へ。 (これが結構時間がかかる) 初出荷はホウレンソウ…

夕ご飯のおかずを海で調達。

こんばんは、しばらく髪を切る暇がなくもさもさしてきたのでおハナさんに切ってもらったら、全体的にはうまくいきサッパリしましたが、よく見ると一部もみあげをもっていかれたミカミです。 髪の毛は3日で約1mm伸びるそうです。 先日、休みの日を利用し…

船出。

こんばんは、新たなスタートのことを『船出』と形容するけれど、現代の高性能な船での『船出』と、はるか昔の帆船での未知なる大海原への『船出』では、“いったいぜんたいこれからどうなるんだろう感”が全然違うと思うミカミです。 畑では野菜たちがすくすく…

七転び八起き。

こんばんは、七転び八起きミカミです。 たいして打たれ強くはありませんが、倒されてしばらくすると良く分からないタイミングで『どれ、どっこいしょ。』と立ち上がります。 先日猪に畑を荒らされました。 おそらくミミズを探しての事でしょうが、うねの土を…

苗半作。

こんばんは、一時期二重まぶたに憧れていたこれぞ一重まぶたミカミです。 畑では苗の定植が本格化しています。 1番手は菜花。 これは冬採り用。 もうしばらくしたら春採り菜花の種も蒔きます。 同時期に播種しましたが、生育スピードは 菜花>ブロッコリー…

襷とふんどし。

こんにちは、猛烈残暑を覚悟していたのに順調に秋めいてきて拍子抜けのミカミです。 今日は僕の圃場を紹介します。 現在主力の圃場。 広さは約20a。 傾斜しており、2段になっています。 上の段(写真右手)は堆肥・鶏糞なども投入済み。 手前(狭い方)は畝たて…

苗を避難。冗談と真理。

こんばんは、たらればとレバニラは好きではありませんミカミです。 ニラは良いんですがレバーが苦手です。 台風が来るということなので縁側にブルーシートをひいて苗を避難させました。 右側が菜花、左側がブロッコリー、奥にまだポット上げしていないキャベ…

灯台下暗し。

こんばんは、小さい頃『灯台下暗し』を『灯台下暮らし』だと思っていたミカミです。 てっきり灯台の下に暮らしていて灯台を管理する係の人の事だと。 さてさて家の片づけもそこそこに畑へ繰り出します。 育苗スペースをつくったり(これは家の前) 石を拾った…

新居。

こんばんは、反省はするけれど原則後悔はしないミカミです。 家の改修工事が終わり、正式に長崎県西海市の新居に引っ越してきました。 借家ですがれっきとした我が家です。 今回改修された新居を少しだけお披露目。 畳の一室を思い切ってフローリングにした…

幸い鬼は見当たらない。

こんにちは、石頭にならないよう気をつけよういがぐり頭ミカミです。 開墾の進む畑では石とセイタカアワダチソウのごつい根っこ拾い。 炎天下にえんえんと出てくる石を拾い続けたおハナさんは、 「賽の河原のようだ。」 との発言。 幸い畑に石をぼんぼん投げ…

難関早くないですか。

こんばんは、いつだって背水の陣ミカミです。 隕石ではありません。 僕の畑の地中から出てきたでっかい石です。 こっちからも続々と出土。 前日まいた苦土石灰をすき込むべく朝トラクターにのって畑へ行き耕耘。 すると『ガコンガコン!!』という嫌な音ととも…

開墾は進むよ。おハナさんの方言も出るよ。

こんにちは、現在地は有機農業のあがりかまちミカミです。 さてさて開墾をどんどんしなくては。 僕の借りた畑は家から車で5分程度の丘の上にあります。 坂を上がり海が見えたら右へ。 木立のトンネルを抜けると畑に到着。 途中木々の切れ目からも大村湾が望…

新規就農、セイタカアワダチソウの洗礼。

こんにちは、思い立ったが吉日ミカミです。 施工業者さんの都合で、引越し先の長崎の家の改修工事は8月下旬にならないとできないことが7月中旬に判明。 僕は冬作の作付けをする気満々だったので、9月には畑を種まきできる状態にしておきたいところ。 う~…

1年間の研修が修了。

こんばんは、知恩・知足・適当をモットーにしているミカミです。 7月いっぱいで、1年間に渡った農業研修がついにフィナーレを迎えました。 どこの馬の骨かもわからない僕を研修生として受け入れてくれた師匠とそのご家族に、この場を借りて改めて深くお礼…

砂漠。

ワルヴィス・ベイからスワコップムントに移動。 乗り合いタクシーで小1時間程度。 幸運にも手頃なユースホステルの部屋がすぐ見つかった。 ユースホステルの外壁にはガンジーの絵と言葉が描かれていた。 ガンジーってこんなに顔怖かったっけ? 町から1時間…

ナミビアのワルヴィス・ベイにはフラミンゴがわんさか。

ボツワナのマウンからカンツィへ移動。 カンツィはこじんまりした町。 小ぶりな図書館があった。 蔵書数は多くなかったけれど、館内には思い思いに本を手に取る人達がいて、元図書館員の僕としては心温まる光景だった。 図書館を出るとちょうど夕陽が落ちる…

まっとうな1日。

こんばんは、暑いのは嫌いだけど夏は嫌いではないミカミです。 太陽の容赦ない照らし具合とセミのぎらついた鳴き声からしていよいよ夏真っ盛りです。 今日の研修は、 ・カボチャのつるの片づけ。 (カボチャの収穫は6月下旬に済み) もう、冬野菜の準備が始ま…

失われるかもしれない美しい場所で、田植え。

こんばんは、国民主権は国民の主権者意識がなければ機能しないばかりか、ひたひたと形骸化していく、という危機感を持っている一庶民のミカミです。 書くのが遅れましたが、6月の中旬に石木ダム建設予定地で行われたオーナー田の田植えに行ってきました。 …

泰然自若とはいかなくとも。

こんばんは、忙しくたっててやんでえミカミです。 今日は台風の影響で妙な天気。 午前中は雨がざあざあ降り、午後はピカッと晴れたりやっぱり曇ったり、ちょいと雨が降ったり。 そんな中でも研修は続く。 まずはニンジンやミニトマトの出荷調整。(洗って袋詰…

研修ノート。

こんばんは、大雑把でいながらまめ、マメのような頭をしているミカミです。 昨日今日とやっと地中までしっかりしみ込むまとまった雨が降りました。 野菜たちには待望の雨です。 この雨が降りだす前は日照り続きだったので師匠と水やりをしました。 トウモロ…

ボツワナで命拾い。

リビングストン(ザンビア)からボツワナへ行くため、乗り合いタクシーで国境へ。 船で国境の川を渡りボツワナに入国。 するとボツワナ側の国境にワゴンが2台停まってる。 そのうちの1台は近くの町行き。 もう1台は500kmくらい離れた街、フランシスタウン行…

ヴィクトリアの滝とゾウ。

ザンビアの首都ルサカからヴィクトリアの滝の最寄の街リビングストンへ。 リビングストンでバスを降り少し歩くと、8人の女性たちが井戸端会議をしていたので宿の場所でも聞こうかと近づいて行ったら、先に向こうから話しかけられ質問攻めにあった。 「国籍…

遠くまで。

ここに定住するぞと肚を決めたミカミ君とおハナさんは、具体的に決めなければならないコトを前へ進めに長崎県西海市に行ってきました。 (高速道路代もバカにならないので下道で) 到着後おハナさんお手製弁当で腹ごしらえをしたらさあコトを進めましょう。 ま…

かぼちゃの人工授粉と雄しべの末路。

こんばんは、お酒は弱いがたまには酔っぱらいたい時だってあるのさミカミです。 夏の作業後に呑む冷えたビールは格別においしく感じます。 畑では干天の下、かぼちゃの人工授粉をしました。 師曰く、昔はミツバチがたくさんいて人工授粉などしなくても彼らが…

ガラケー男子だろうと。

こんばんは、『ガラケー男子はモテる説』を否定する有力な生き証人ミカミです。 畑では夏野菜たちがさんさんと陽を浴びて育っています。 トマトが大きくなってきました。 それほど多く元肥を入れたわけではありませんが、トマトは吸肥力が強いのでややチッソ…