勉強会。
先日、福岡県有機農業研究会主催の勉強会に行ってきました。
まずは農園主さんお勧めのお弁当を頂きながら参加者の方々と懇談。
こういった出会いも貴重です。
お弁当もおいしかった。
昼食後、農場主さんが説明しながら圃場を見学。
ほとんどの畑の野菜が炭素循環農法で栽培されていた。
ここでは炭素循環農法についての説明は省略。
長くなりすぎるし、正直に言うと僕も『だいたいこんな感じかな?』程度しかわかっていません。
参加者の中には現役有機農家さんが何名もいましたが、炭素循環農法に取り組んでいる方はおらず、まだまだ普及の進んでいない技術のようです。
でも目の前には立派に育った野菜たちがあります。
論より証拠。
畑の土も指がスッと入るくらいフカフカ。
未知の部分が多くとも可能性も大きな技術だと感じました。
メインの圃場。
にんじん。
収穫の際、力をこめずにスッと抜けた。
たまねぎ。
うね間には排水性改善のためエンバクが。
農場主さんは食育にも熱心に取り組んでおり、講演のため全国を飛び回っています。
この日も講演のため大阪へ向かう時間の関係で15:45に勉強会は終了。
お忙しい中いろいろと刺激になるお話をありがとうございました。
農場主さんがあげたキーポイントは以下の2つ。
・土を発酵型にもっていく
・ミネラルを効かせる
これにより、おいしくて栄養価が高く、無農薬でも虫に食べられにくい健康な野菜が育つ。
炭素循環農法はあくまでそのための”手段”です。
ここをはき違えると、世にあまたある~農法を知るたびにそれに振り回されることになります。
“目的”は健康でおいしい野菜をつくること。
ここの農場主さんはその”目的”を達成するのに炭素循環農法が最も有効な”手段”だと判断したからそれを選択しました。
僕も今後、勉強を続け、下積みを経て、実践を重ね、少しずつ地道に主体的に自分なりの方法を体系化・確立していかねばなりません。
なりませんぞー!!
ということをマジメに考えてしまった1日でした。