朝飯前。
こんばんは、先日おハナさんに「君、遠くから見るとスタイルだけはいいね。」と言われたミカミです。
言外に毒を感じるのは気のせいでしょうか。
畑は秋冬野菜の種まき・定植ラストスパートです。
ほうれん草・白菜・ブロッコリー・きゅうり・ダイコン・たまねぎ・キャベツ・レタス・カブetc
今年はサルハムシが大量発生し、ダイコンなどのアブラナ科野菜の脅威となっています。
潰せども潰せどもどこからかわいて出てきます。
ただ、師匠の畑は1か所だけでなく数か所に点在しており、種まき・定植もある程度分散しているので、被害が出ても全滅とまではいきません。
格好良く言うとリスクマネージメントですね。
じゃがいもの芽かきもしました。
種イモから地上に何本も茎が出てきているので、太くて丈夫な茎を2本残しその他の茎を抜いてしまいます。(草丈10cmほどが芽かきの適期)
茎をたくさん残しておくと、収穫の時、イモの個数は多く取れるけど1つ1つが小さいイモになってしまいます。
それから、もはや有名な話ですが、じゃがいもの芽の部分と日光に当たって緑化した部分には”ソラニン”という毒素が含まれているので、食べる時はどちらも全て取り除きましょう。
しかし今日はまさに残暑。
お昼の時点で33.7℃。
暑さ寒さは彼岸まで?
でも8月の38℃越えの日々に比べればまだマシな方。
あの頃の日中の作業はしんどかった。
農家さんによっては、真夏は朝4時頃から作業し、日中は事務仕事などにあて、夕方また畑へ出る、という方もいるようです。
研修も、先日からは朝8:30スタートになりましたが、それまでは
朝食前6:30から作業
朝食
午前中の作業
昼食
長めの昼休み
午後の作業。
という1日でした。
「朝食前のひと仕事がとても大事で、ここでどれだけはかどらせられるかが勝負だ。」
と師匠も言います。
簡単なこと、たやすいことを『朝飯前』と表現しますが、農家にとって朝飯前は朝飯前ではないのです。