大根をつくるのは簡単!?
こんばんは、オーソドックスな音痴のミカミです。
中学生の時は音楽の先生に指名され続け、合唱コンクールで3年連続の指揮者を務めあげました。
名誉なのか不名誉なのか不明です。
今日の研修は、
・踏み込み温床用に少量で実験している堆肥の切り返し。
・育苗ハウスの補修。(少しの破れは透明梱包用テープで応急処置)
・鶏の水替え、卵とり。(今日は112個)
・うねの整形、マルチはり。
・鶏の移動。
・冬野菜の収穫、調整。(大根、カブ、ホウレンソウ、味美菜、ブロッコリー)
でした。
僕はある時、(大根の収穫作業後)
「大根は栽培が比較的容易とされていますが、実際はどうなんでしょうか?」
と師匠に聞いてみました。
師匠の答えは、
「ただ大根と呼べる太さと長さをした見た目の大根をつくるのは簡単と言える。」
「でも、肌がキレイで煮物にしたら味が良くしみこんで食感も良く、かつ煮崩れないおいしい大根をつくるのは簡単ではない。」
というもの。
この言葉は後に我が家の食卓で実証されました。
師匠に頂いた大根とスーパーで買ってきた大根の両方を入れておハナさんが煮物をつくってくれ、それを食べた時の事。
「なぬっ!!」と言うくらい、おいしさが全然違います。
師匠の大根は言葉通り味が良くしみこみ舌触りもなめらかで秀逸。
対してスーパーで買った大根は固い繊維が舌に障り食感が悪く、おハナさん曰く「ボガボガする」間の抜けた味。
差は歴然です。
こんなおいしい大根がつくれるようになれば、畑に地力がついた目安になります。
そしてこんな市販品と歴然の差の大根がつくれるようになれば、
「この前の大根おいしかったし、またこの人のつくった野菜を買おうかね。」
という固定客の確保にもつながっていくでしょう。
たかが大根。
されど大根。
最後に大根の豆知識を1つ。
大根には殺菌作用があって、滅多なことでは食あたりしません。
“あたらない”ことから人気の出ない役者の事を”大根役者”と言うようになったそうです。
…
へぇ~。