男女の関係は冷めてから!?
こんばんは、雨が多かったせいかナメクジが何匹も台所やお風呂場に出現し、おハナさんに塩をかけられ粛々と粛清されていた家の世帯主ミカミです。
今から梅雨が怖いです。
雨あがりの畑ではカボチャを定植しました。
周りに生えているのは雑草ではなくて緑肥のヘアリーベッチ。
師曰く、土を肥やすためと、カボチャのつるを巻きつかせるためという2つの理由から編み出した方法。
僕も緑肥は積極果敢に取り入れたいと思っています。
じゃがいもの芽かきもしました。
(これは芽かき前)
あとは草刈りをしたり春どり大根を収穫したり。
春どり大根は勿論とう立ちの遅い品種ですが、そこは植物、いつまでも大丈夫なはずはなく遅ればせながら花を咲かせようと、徐々にとうが立ち始めています。
師曰く、あくまで野菜の少ない端境期をしのぐための”つなぎ”でしかない。
一儲けをしようと端境期収穫狙いで大量に植え付けをするのなら、とう立ちして商品価値がなくなる前に売り切る必要があり、つまり短期間で大量にさばける売り先がないといけません。
まあそんなどこそこにうまい話が転がっているはずはなく、まずはやっぱり地道にコツコツとやるしかないです。
作業終了後、師匠と焼酎をチビチビ吞みながら採りたての大根を一口大に切って生のままポリポリ食べる。
『マヨネーズをつけると案外いけるね。』(師匠)
「そうですね。塩だけもありですよ。」(僕)
この時期の大根は水分が少なく、煮物よりも炒め物に向いているとのこと。
『何でも自分で食べてみないとわからん。』
と師匠。
僕がこの前サトイモの煮っ転がしをつくって食べたことと、
冷めてからの方が(味が良くしみ込んで)おいしかったことを伝えると師匠は、
『まるで男女の関係のようだな。』
と、奥が深いんだか、ただの酔っ払いなんだかわからない発言をして笑っていました。
作業終了後にときどきあるこのちょい呑みタイムに僕はわりと癒されています。