おナスを定植、論より証拠。
こんばんは、花より団子、つぶ餡よりこし餡ミカミです。
おナスを定植しました。
以下がポイントです。
・ナスの定植は苗がやや若めの時期が良し。
定植後の生育に勢いが出る。
対照的にトマトは若植えしてはダメ。(伸びるばかりで実がならない)
・深植えしない。
地面より数cm高く植える。
過度な浅植えは乾燥しやすくなり活着不良のリスクが高まるので注意。
・植え付けは風のない気温が高くなる日の午前中がベスト。
根が活着するのに最適。
・土を乾燥しにくくするため定植した苗の周りを敷きワラなどで覆う。
師匠は、敷きワラは手間がかかるのでその辺から抜いた雑草を利用。
・定植後、支柱を刺して8の字に誘引。
キツく結ばず、茎が生長する分の余裕を持たせて結ぶ。
・不耕起。
定植数週間前に自家製鶏糞をうねの上にまいただけ。
ちなみに前作はハクサイ。
ざっとこんな感じです。
気になるのはやっぱり何といっても”不耕起”。
耕さない。
師曰く、夏の果菜類にはうってつけの方法。(作物によって使い分けている)
メリットは、
・耕起する手間が不要。
・耕盤もできない。
・土壌微生物にとって良好な環境になる。
・干ばつの際、地面がひび割れることで毛細管現象がおこり、深いところから水があがってくる。
その他もいろいろあるかもしれませんが、論より証拠。
実際、不耕起栽培の方が成績が良いそうです。
う~む。
僕は疑り深いところがあるので、
いえ、決して師匠を疑っているわけではないですが、
不耕起栽培の導入は慎重に見極めなくてはならないと思っています。
なぜかというと、
師匠が長年にわたり土づくりをしてきた畑でする不耕起栽培と、
僕が新規就農したばかりの畑でする不耕起栽培は、
条件が全然まったく違うからです。
なので僕は来年の自分の作付けまでにできるだけ論を集めます。
そして組み立てます。
それを基に自分の畑の条件でどちらが適しているかを判断します。
そこまでしたら後はやっぱり論より証拠。
採用しなかった方法も数株は試してみて結果を比較しましょうそうしましょう。
決意表明のスローガンを思いつきました。
為せば成る、為さねば成らぬ、なすなすなす!!