新規就農どろんこ日記

巡り巡って西の彼方、長崎県西海市で新規就農した有機農家『つむぎ園』の日々のブログ(ときどき27歳のころ世界中を旅した話も)

苗づくり始まる。

こんばんは、先日ジャンパーを洗うことを覚えたミカミです。 冬の間、牧場での仕事中着られていたジャンパーはあらゆる汚れを身にまとい、道に落ちていても誰も拾わないようなひどい見た目でした。 僕は”ジャンパーを洗う”という概念を持っていなかったので…

佐世保へ。

三寒四温。 徐々に春の訪れを感じているミカミです。 日によっては鼻水がノンストップになります。 完全に杉植えすぎです。 先日、農地を探しに佐世保へ。移住相談会から2週間後、担当の方から電話があり、僕が探している50aほどの農地がいくつかある、との…

切り干し大根と温水洋一。

切り干し大根と切り干しニンジンをつくってみました。 晴れの日に数日干しておくと案外早くしわしわになってきます。 そこからもうひと押し、大根が少し飴色になってくるまで干します。 完成品をつまみ食いをしてみると、うまみが凝縮されて濃厚な味。 おい…

不覚にも舟をこぐ。

(前回から続く) 2日目はまず長崎市役所へ。 農業振興課の方、移住相談員の方(長崎市の)、農地中間管理を担当している方と面談。 空いている農地2件と今度空きそうな農地1件を教えて頂く。 午後さっそく2人で現場へ向かう。 1件目は野母崎地区にある田ん…

空き家・農地を見たり、無人島に上陸したり。

定住先探し(農地・空き家探し)をするため、おハナさんと長崎に行ってきました。 まずは西海市西彼地区と言えばこの人の名前が出てくる、地元の世話人的存在Mさんと待ち合わせ。 移住相談会で対応してくれた相談員の方も来てくれました。 (この相談員の方がM…

実のある半年。

こんばんは、おやつ大好きミカミです。 就農したあかつきには、巨大なおやつBOXの導入をここに高らかに朗らかに宣言します。 身内から財源についての詰問が予想されますが、これにつきましては福利厚生の充実という観点を前面に出し、論点をすり替えて答弁し…

一長一短。

わたくし、こういう者です。 おハナさんが名刺をつくってくれました。 まだ研修生なので双葉のデザイン。 それを携え長崎県の新規就農相談窓口である県央振興局農林部西海事務所に行ってきました。 これは西海事務所の隣にあるポートホールン長崎(旧オランダ…

大根をつくるのは簡単!?

こんばんは、オーソドックスな音痴のミカミです。 中学生の時は音楽の先生に指名され続け、合唱コンクールで3年連続の指揮者を務めあげました。 名誉なのか不名誉なのか不明です。 今日の研修は、 ・踏み込み温床用に少量で実験している堆肥の切り返し。 ・…

事態はときどき急展開。

こんばんは、小学生の時は冬でも半袖だったミカミです。本当は寒いけど同じクラスのあわちゃんが張り合って半袖で登校してくるので負けられませんでした。あわちゃんは半袖長ズボンだったので、半袖ハーフパンツだった僕が勝ったと思っています。今考えると…

スコップについた土。

こんばんは、サトイモ大好きイモ男のミカミです。 煮っころがされて味がしみ込んだサトイモのねっとり感がたまりません。 今回特別にサトイモの全身をお見せします。 コチラ。 葉っぱが大きいですね。 イモ部にズーム。 親イモの周りにいくつもついている子…

移住相談会。

JR博多駅の駅ビルで開催された長崎県・佐賀県合同の移住相談会におハナさんと一緒に行ってきました。 長崎県内の3つの自治体の移住担当の方に相談。 どの方も丁寧に相談に乗って下さいました。 相談の際には、自作した『就農計画概要』の用紙を渡して自分…

勉強会。

先日、福岡県有機農業研究会主催の勉強会に行ってきました。 勉強会は長崎県佐世保市にある先進農家さんの圃場見学と座学。 まずは農園主さんお勧めのお弁当を頂きながら参加者の方々と懇談。 こういった出会いも貴重です。 お弁当もおいしかった。 昼食後、…

奥義!?天地返し。

こんばんは、勢いに乗ってプリンターを購入したミカミです。 就農計画の用紙や名刺など、印刷物はこれから増える一方なので遅かれ早かれプリンターは必要になります。 さあ、使いこなせるかな? 研修は冬野菜の収穫が続いています。 キャベツ 紫のカブ カリ…

石木ダム問題。

書かなければと思いつつだいぶ遅くなってしまいましたが、僕たちは昨年の10月、定住地探しに長崎県川棚町を訪れています。 川棚町は大村湾の北、佐世保市の東に位置する小さな町。 町の中心部、直売所や公園、海沿いの道を車で回って見学。 ここまでは可もな…

定住先探し(外海・雪浦)

人間がこんなに哀しいのに 主よ 海があまりにも碧いのです 長崎県外海地区の志津文化村の石碑に刻まれている小説家遠藤周作さんの言葉です。 これは道の駅に隣接している遠藤周作文学館。 これは石碑近くの志津教会。 志津教会からの眺め。 これは大野教会。…

失敗は成功のもと。

こんばんは、時代を後どりして二層式洗濯機を購入したミカミです。 シンプル イズ ベストです。 壊れにくく長持ちすると言いますし。 これで十分。 そして洗濯機が入っていた大きなダンボールを見て閃く。 そうだ、堆肥をつくってみよう。 前から自分で試し…

今年の運勢は!?

あけましておめでとうございます。 フライングして大晦日からお餅をバクバク食べているミカミです。 師匠からも牧場からもお餅を頂いてしまいました。 ありがとうございます。 とてもおいしいです。 牧場のアルバイトはとりあえず昨年8月~11月の3ヶ月間と…

国境の町キゴマでタンザニア軍の兵士たちに取り囲まれる。

タボラから国境の町キゴマへ電車で移動。 タボラ駅19:30発車の電車が待てども待てども来ない。 同じく周りで電車を待つ地元の方々はゴソゴソと毛布を取り出し、それにくるまって寝だした。 これは長期戦か?と思い、近くにいた人に声をかけてみると 「明日…

キックオフが遅れた理由はタンザニアならでは。

ムワンザからバスでタボラへ。 オンボロバスは乾いた土の道を、もうもうと土ぼこりを巻き上げながらガタピシ走る。 ところどころガラスのはまっていない窓があるので、車内には土ぼこりをふんだんに含んだ風が勢いよく舞う。 ときどき現れる大きめの凸凹の上…

良い百姓とは。

こんばんは、しもやけ大魔王ミカミです。 はい、かゆいです。 まあ毎年の事なのでもう慣れています。 師匠は20年前から、生産現場のことを少しでも伝えようと、生産者と消費者が一緒になって学ぶ場をつくろうと、毎月1度集まりを開催してきました。 趣旨は …

長靴に穴があいたなら。

こんばんは、さすらいのアイディアマンミカミです。 ちょっとしたアイディアからすっとんきょうなアイディアまで幅広く取り扱っております。 今日はコレ 農業の必須アイテムのひとつ”長靴” この前、長らく履いていた長靴の甲部分にとうとう穴が開いてしまい…

守破離。

こんばんは、ついついポケットに物を入れたまま洗濯に出して、そのつどおハナさんにこっぴどく叱られ平謝りのミカミです。 すみません。 オマケに「何回すすいでも泥水さ!!」というお叱りも頂きます。 重ね重ねすみません。 えー、気を取り直して 畑では冬野…

いざタンザニア。

ギコンゴロから首都キガリへ戻りそこからタンザニアの第2の都市ムワンザへ移動。 この移動もなかなかのものだった。 朝5時にキガリ発のバスに乗車。 乗り換えを2回しムワンザに着いたのは夜21時。 ルワンダとタンザニアの国境に流れる川。 まさに濁流。 国…

ムランビ虐殺記念館。

ブタレからギコンゴロへ移動。 ギコンゴロは見てのとおり小ぢんまりした町。 宿を確保し、町の食堂で昼食。 写真左上の緑色の料理は抹茶と雑草をミキサーにかけたような味がした。 さすがに半分残した。 右側のメインのお皿はどれもおいしかった。 町から30…

きりもり。

こんばんは、物持ちがいい男ミカミです。 昨日はいたボクサーパンツには穴が4つ開いていました。 はい、さすがに新しいのを買います。 このふでばこは小学生の時から使っています。 レトロです。 研修を始めてから3か月と半分。 その間に、以前師匠のもと…

あっさり。

こんばんは、かねてから人相が悪いことを気にしているミカミです。 日ごろは口角をあげるように心がけています。 ここにきてめっきり日が短くなり、朝晩は空気がシンと冷えてきました。 立冬も過ぎこれからいよいよ冬到来の気配です。 研修は極早生玉ねぎの…

ルワンダで真夜中の不思議体験。

首都キガリから乗り合いバスでルワンダ南部の町ブタレへ。 ブタレへ到着後、歩いて宿を探す。 しばらく歩き、静かな路地の奥に小ぎれいな宿を発見。 一泊の値段を聞き、とりあえず保留にして他の宿も当たろうと思っていたが、フロントの女性が屈託なく 「こ…

ルワンダのジェノサイド

「1割間引き」(デシメーション)とは10人に1人を殺すことを意味するが、1994年初夏、ルワンダ共和国では大虐殺によって人口の1割が殺された。 殺害はローテクなものだったが(主として山刀(マチェーテ)が使われた)驚くべきスピードだった。 750万人のうち、…

足音は畑の肥やし。

こんばんは、玄米食でなくとも快便男ミカミです。 ここ数日の間にハクサイの葉が立ち上がってきて、いよいよ結球体制に入りました。 上から見るとキレイです。 そして気が付けばもうそろそろお鍋の季節です。 にんにくも我先に芽を出し、元気に育っています…

玄米食にすると外車に乗りたくなる!?

お久しぶりです、パソコンの液晶画面を割ってしまい修理代金という想定外の出費を創出し、肩身が狭いミカミです。 研修はもちろん現在も進行中。 定期的なサルハムシ退治が功を奏し、ハクサイがグングンと大きくなってきた。 師匠曰く、ハクサイは生長の勢い…